秋の例大祭について
例大祭

浜垢離
大祭(10月の第一土曜/日曜)の1週間前に磐田市中島の海岸で、大祭参加者が一同に介してお祓いする行事。
海に入り、神籬(ひもろぎ)に神様をお迎えし、安全を祈願し、参列者と神具のお祓いをします。
終了後は、食事をしたりお囃子(はやし)を楽しみます。

前夜祭
前夜祭は例祭を行う前日の夜に齋行します。
祭典に参加する人々含め境内をお祓いする神事です。
抽選祭
各町の若者衆・運行担当者が拝殿に参集して、山車の宮入り順を決める抽選会を行います。
終了後、会所へ祭る大榊と、山車へ付ける御幣を授与します。
例祭
いちばん大切なお祭です。
宮司がご本殿の扉を開き、神饌と神社本庁からの幣帛料(へいはくりょう)を捧げます。
宮司が祝詞を奏上し、氏子の女子が浦安の舞いを奉納。各代表者が玉串が奏奠して祈願します。終了後、拝殿前で記念の集合写真を撮影します。

夕祭
1.明日の御神幸に際して更にお祓いをします。
2.浄闇(じょうあん)の中を警蹕(オーッ)の声に導かれ神様に神輿(みこし)へお移りいただきます。
3.一夜の安泰と巡幸の安全をお祈りします。
発御祭(はつぎょさい)
氏子内巡幸をお告げして、神幸の無事をお祈りします。道中、命魚奉献の儀があるため、淡海國玉神社関係者も列します。 拝殿へ集まり神輿の前に神饌を献じ、宮司が祝詞を奏上します。「お発ち~」の声で神輿が出発します。
命魚奉献(めいぎょほうけん)の儀
当宮に於ける特殊行事で、東参道北端の斎場で行います。国司(淡海國霊神社宮司)が神輿の前に生きた魚を献上して祝詞を奏上し、御清水へ放ちます。神輿は再び町内への巡幸へ出発します。

還御祭(かんぎょさい)
境内の篝火(かがりび)に照らされて、神輿が神社に到着します。 特殊神饌として粟・茄子・金柑・古代菓子をお供え、宮司が祝詞を奏上し、関係者が玉串を捧げて、祭事、神幸行事が無事に執り行われたことに感謝します。
御幣返し(ごへいがえし)
祭りの最後を迎え全町の山車が神社に集まり、初日に拝受した御幣を神様にお返しします。