トップ

徒然日誌

旧暦端午の節句

今日は旧暦の5月5日、端午の節句です。

旧暦が日本の節気にあっているようでちょうど今菖蒲が満開です。

今日は少し変わった事をしてみました。

境内の蓬、菖蒲を丸く編み込み、五色の糸で装飾した薬玉をつけました。

古くは奈良時代から辟邪、魔除けのために薬草(蓬)・菖蒲を儀式で献上したり

軒先に拭いたりとしていたそうです。

その様子は平安時代の文献にも見られます。

古代は今より医療も進んでおらず、病気は命取り。

禍事や鬼など降り掛からないよう安寧と健康のための魔除けの思いは大きかったようです。

現代もよく分からない病気が蔓延しています。

当宮が創建された奈良時代を想い、辟邪、よく無いものは入ってこないで!!という思いを込めて魔除けに良いとされる薬玉を完全オリジナルで作り、拝殿と御本殿の透塀へ下げました。

境内散策中は貸切りの状態です。

ちょっとマスクを外して胸とお腹に新鮮な空気をいっぱい吸って免疫を高めましょう٩( ‘ω’ )و