秋の大祭について
浜垢離(はまごり)

大祭(10月の第一土曜/日曜)の1週間前に磐田市鮫島の海岸で、大祭参加者が一同に介してお祓いする行事。神職が代表で海に入り神様をお招きする神薙(かみなぎ)に向けて、お祓いとご祈願をします。終了後は、食事をしたりお囃子(はやし)を楽しみます。
前夜祭
■抽選祭
各町の若者衆・運行担当者が拝殿に参集して、山車の宮入り順を決める抽選会を行います。終了後、会所へ祭る大榊と、山車へ付ける御幣を授与します。

■例祭
いちばん大切なお祭です。宮司がご本殿の扉を開き、神饌と神社本庁からの幣帛料(へいくすりょう)を捧げます。宮司が祝詞を奏上し、氏子の女子が浦安の舞いを奉納。各代表者が玉串が奏奠して祈願します。終了後、拝殿前で記念の集合写真を撮影します。
■夕祭
1.明日の御神幸に際して更にお祓いをし、2.浄闇(じょうあん)の中を警蹕(オーッ)の声に導かれ神様に神輿(みこし)へお移りいただきます。3.一夜の安泰と巡幸の安全をお祈りします。
■発御祭(はつぎょさい)
氏子内巡幸をお告げして、環幸の無事をお祈りします。道中、命魚奉献の儀があるため、淡海國玉神社関係者も列します。拝殿へ集まり神輿の前に神饌を献じ、宮司が祝詞を奏上します。「お発ち〜」の声で神輿が出発します。

■命魚奉献(めいぎょほうけん)の儀
全国の八幡宮に於ける特殊行事で、東参道北端の斎場で行います。国司(淡海玉神社詞)が神輿の前に生きた魚を献上して祝詞を奏上し、御清水へ放ちます。神輿は再び町内への巡幸へ出発します。

■還御祭(かんぎょさい)
境内の篝火(かがりび)に照らされて、神輿が神社に到着します。特殊神饌として粟・茄子・金柑・古代菓子をお供え、宮司が祝詞を奏上し、関係者が玉串を捧げて、祭事、神幸行事が無事に執り行われたことに感謝します。
■御幣返し(ごへいがえし)
祭りの最後を迎え全町の山車が神社に集まり、初日に拝受した御幣を神様にお返しします。
●氏子町内 山車一覧
玉匣社(久保町) 鑾留閣(西町) 東組(東町)

騰龍社(七軒町) 鳴鶴軒(中町) 志組(西新町)









鴛鴦社(桜ヶ丘) 泉湧社(泉町) 旭祥社(旭ヶ丘)


大泉(大泉町) 本町(本町) み組(二之宮南)
